癌が見つかり遺言をどうするか法律相談に

突然、ステージ4のがんが見つかりました。1年以内に死ぬ可能性も高いと思いました。セカンドオピニオンを含め、がんとどう向き合うか悩みました。結局、手術で組織を切除し、その後入院しながら放射線治療と抗がん剤治療も行うこととしました。その時に遺産相続についても兵庫の弁護士に相談しました。死も覚悟しなければならない状況だったからです。

 その時、私は妻とは20年近く別居中。別のパートナーと同居して7年という状況でした。財産はさほど多くありませんが、少額ながらの貯金と住んでいるマンションは同居中のパートナーに相続したいと考えました。しかし、何もしないでおくと、別居中とはいえ戸籍上の妻と二人の子供に相続することになってしまうと思い、地元である兵庫の弁護士会が主催する無料の法律相談に顔を出してみました。実際に行く前に、電話で相談内容の概略を伝え、ある程度の準備をしてから行きました。担当の女性弁護士はじっくり話を聞いてくれました。細かいアドバイスを貰うことができました

 結局、公証役場に行って私の意向を公証人に伝え、遺言状を作ることにしました。公証人との話も、弁護士先生から事前にアドバイスをもらっていたせいもあったので、スムーズに進められました。