ワンマンな社長からのセクハラから退職まて

会社の方にも相談することはありましたが、しつこい社長の誘いに耐え切れず退社しました。兵庫の弁護士に相談すべきでした。
私の勤めていた不動産会社は、いくつかフランチャイズの店舗を構えていました。本社からは車で一時間半ほど離れた場所の店舗に配属された私は、
直接社長と顔を合わせる機会というと、初めの面接と、その後の研修期間のみで、配属後は本社の人間に比べて社長とは会うことも少なく、月に、多くても三回程度でした。
店舗は店長がよく代わっていました。
私が入社した時には40代の男性でしたが、毎日、終業後の報告の電話にて恫喝されており、その日の営業成績によっては「人間を辞めろ」などと酷い言葉を浴びせられ、結局は退職に追い込まれていました。
ある日、店長が不在で、初めて一人で店を閉め、報告の電話を社長に入れた時でした。
「店の様子も知りたいから、面談という形で食事に行く時間を作って欲しい」
との事で、指定された店へと向かいました。
特に仕事の話は無く、趣味について、家族について、プライベートな話の後、いずれ私を店長にしたいという話を受けました。
仕事に前向きだった私は素直に嬉しかったです。その日は帰宅しましたが、すぐにまた、個人の携帯へ連絡が入りました。
同じ店で二度目の食事をしました。「次は、プールへ行こう。水着を持ってくるように」と言われ、リゾートのホテルを予約すると言われました。
帰り道に、高級ブランドショップの前で「何か好きなものを買ってあげる」と言われ断りました。
さすがにプールへ行くのはおかしいと、断りの電話を入れると、三度目の食事に誘われました。食事の後、最上階のラウンジへ行き、お酒を飲みました。「もう一軒行こう」と誘われて断ると、態度が豹変。穏やかだった態度は苛立ちが見え始め、言葉もきつくなり、
最後には、店長にしようと思っていることをちらつかせられ、仕事の話がしたいとのこと。
その時私は20代半ばで、社長は50代でした。社長のワンマンさは、本社から離れた店舗の私でも知っているぐらいで、気に入らない人材は簡単に退職に追い込むことができる人でした。
門限があると、なんとか角を立てないように振り切ることが出来ましたが、その後しつこくプールへ誘われました。
本社の、良くしてくれた方に相談したりしましたが、結局は社長がいなければ成り立たない会社。
なす術なく、私が退職するほかありませんでした。