熟年離婚で失ったものとは。

私の両親は60歳を過ぎた年齢で離婚を決断しました。
もともと、父親のワンマンな生活態度や家族を省みず自由に生活していたつけが母親に我慢の限界を超えさせて離婚という決断をさせた事は私の目から見ても分かりました。

しかし、熟年離婚となると、この先にまず母親は仕事を持つことはできないので、金銭的なことでの攻防がかなりありました。
母親は熟年離婚を計画していたようで、老後の生活費などをコツコツをためていたのですが、自宅を欲しいと言う主張もしました。

最初は父親は弁護士を入れずに円満解決すると言っていましたが、結果的に父親の兄弟にアドバイスをされたようで、父親が弁護士を入れる事になったので、母親も兵庫県の法律事務所に離婚の依頼をしました。

条件なことで妥協はあったようですが、ほぼ母親の言う通りに金銭面の折り合いはつきましたが、熟年離婚の末に身内も分裂して、積み重ねてきた信用も両親は失ったように感じました。しかしそれでも自由な生活を手に入れた母親はとても幸せだと言っているので、母親から言わせたら、今の生活の方が全然充実しているとのことです。