私が学生の頃、某有名百貨店の地下街にある、惣菜店でアルバイトをしていました。
そこがまさにブラックバイトでした。
百貨店の営業が午後20時までで、そこから閉店作業に入ります。
日によって前後しますが、基本1時間ほどかかり、21時ごろの帰宅でした。
タイムカードも正確に押していたのですが、初めての給料日、金額を見て愕然としました。
思っていたより、明らかに金額が少ないからです。
そのことについて店長に確認すると、
「給料は20時までしかつかない。閉店作業は時間がばらつくし、サボれば時間延びて給料増えるでしょ、嫌なら早く作業しろ」
とのこと。
このサービス残業ついては、事前に全く説明はなく、泣く泣く毎回1時間程度のサビ残をすることに…
それでも、学生にしては時給も悪くなかったので、我慢して続けていたのですが、更に悪質なことが起こりました。
交通費の関係で、学校の近くで、交通費も支給してくれるという条件で、このアルバイトを選んていたのですが、途中で店長が交代になり、翌月突然、
「学生には交通費は支払わないことにします」
と、一方的な交通費の打ち切り宣言、あまりにも横暴なやり方でしたので、我慢できずにそれを機に退職いたしました。労務問題で相談できる部署もありませんでした。