初めて就職した会社の労働時間がブラックでした。空調設備系のいわゆる現場監督をする会社になります。会社案内には完全週休2日制、勤務時間9:00~17:30と書かれていたのですが、出勤は毎日現場に7:30に来るように指示されました。理由は建設現場はどこも朝8:00から朝礼を行うからです。それは仕方のないことなのですが、その分の残業代は、「申請しないのが常識」とのことで、支払われませんでした。スタートから不信感が募りましたが、その後もハードな要求をされます。大抵の建設現場は土曜日も稼働するため、毎週土曜日は出勤になります。これも私的には不満でした。しかも毎週土曜日に残業申請して、かつ平日残業を含めると、1ヶ月でかなりの残業時間になりますが、会社からは月45時間を越える残業は認めないとの理由で全部は申請できませんでした。加えて、ある程度の経験年数になると、今度は工場等の土日や大型連休の改修工事、商業・鉄道施設の夜間工事にも投入されました。もちろん通常の平日に工事を行う現場とかけ持ちです。代休も取れず、45時間以上の残業も認められずで、タダ働き同然で作業することが多くなりました。残業申請は月45時間を越えたことはありませんでしたが、実質100時間以上の残業をしていることも多々ありました。プライベートの時間も取れず、このままだと体を壊すと思って辞職したのですが、その後労務管理もきちんとしたまともな会社に転職してからは、最初に勤めた会社は本当にブラックな会社だったと再認識しました。
生活の全てが仕事で終わってしまう会社
- 派遣社員への差別が当たり前なブラック企業
- Webページ制作、修正回数制限なしの契約