休日出勤の強要

葬儀会館に商品の納品をする企業でのことです。派遣で働いていた際に労務問題に直面しました。
扱う商品が生もののため、先にまとめて納品しておくことなどが出来ず、人が亡くなり、お葬式が決まってから、会館から商品の発注がきます。
故に、1日の発注数も読めず、全く注文のない日もあれば、膨大な数の注文を頂くこともあります。
もちろん、お葬式までに商品を届けなければならないので、注文からお届けまで半日も猶予がないシステムです。

会社は、シフト制の勤務体系なのですが、1日の発注数が読めないので、何となくのシフトが組まれています。
自分が休みの日に、複数の会館から同時に注文が入ると、休日にも関わらず、応援要請が来ます。用事を示唆すると、「みんな休みなのに来てる〜」などと、小言を言われます。
応援要請も「休みの方など、手の空いている人は来てください」など、休みの人は、自由がきくからいつでも来れるでしょ?というスタンスです。
もともと、契約している会館の数と、従業員の数が比例しておらず、注文が重なると、確実に全員が納品に向かわないと人数が足りないようになっており、休日出勤前提の勤務体系になっていました。