残業代が出ないブラック企業に勤めた3年間

以前、18人程度の小さなメーカーで働いていたことがありました。人間性を否定され退社したのですが、この解雇トラブルを兵庫の弁護士に相談すべきでした。

その当時、新卒で入社したため、夢と希望を持ってわくわくした気持ちで入ったのを覚えています。そこは化粧品をつくっているメーカーで、若い女性社長が一から立ち上げた会社でした。初めはそんなに仕事量も多くなく、定時で帰っていたのですが、慣れてきた半年頃から残業は当たり前で深夜12時を超える日が続きました。残業代は1円たりとも出ず、残業するのは自己責任ということで片付けられました。

化粧品メーカーだったのですが、小さな店舗をつくるということで、そこの営業担当になりました。ここからが地獄の始まりで、まず引っ越しに伴う費用はすべて自分のお金で、会社からは全く出ませんでした。おかしいのではないかと労務担当の人に言うと、「初めてのことだから今回はごめんね」ということで取り合ってもらえませんでした。また、営業が始まってから1週間に1度社長に報告しに行くのですが、そのとき売り上げが悪いと必ず「死んでしまえ」と言われ、机を蹴られたり、ボールペンが飛んできたりしてかなり恐怖を感じました。私はそのまましばらく耐えながら続けていましたが、同期で入社した人はうつ病になり、そのまま解雇されてしまいました。私は、3年間続けましたが、結局残業代は一度も出ず、人間性を否定されズタズタになり退職しました。